OD [うつ_鬱病のきっかけ]
今朝方4時すぎごろでしょうか
眠れず鬱の闇に覆われた私は
今まで貯めてきた薬をパチパチと取り出し
片手に持ちきれない程の量を
口に入れようとしました
隣に寝ていた母が
パチパチ音の多さに気がつき
飲み込む直前で身体を押さえつけられてしまいました
バカです 私は
いくら飲んだって死ねないことも分かっているのに
死にたいという願望を満たす為に
父にも母にも信頼する人にも悲しい想いをさせてしまいました
原因は
別れた彼が付き合っていた彼女へ送ったメールの返信内容
私のことをわかってはもらえないんだなと思ったけれど
彼女のブログに
「『誰もがみんな頑張って前を向いて行こうと
努力できるものではない』
そうなのでしょうか。
私は、前を向いてしか生きて来れなかったから
その意味がよくわかりません。
死にたくなるほど辛い経験をしたことがあります。
一生、癒えることがない傷です。
だけど、そのことから逃げてはいけないと、
強制的に自分を前に向かせていました。
自分で逃げ場をなくして、
身体に異変を起こしたこともあります。
でも、それでも前に進もうと思ったのは、
自分を好きになりたかったからです。
自分は生きるべき人間だと、信じたかったからです。
あれからずいぶん時が経ったけれど、
未だにその記憶は鮮明に残っています。
でも忘れようと努力してます。
忘れるくらい楽しいことをいっぱい探しています。
人は、そうやって自分の傷を癒しながら
生きているんではないでしょうか。
傷ついているのは自分だけじゃない。
辛いのも悲しいのも自分だけじゃないよ。
自分を救えるのは、自分だけです。」(転用ごめんなさい)
と私のことを書かれてしまいました
彼女の言い分は正論 頑張っている人の言葉
苦しんでいるのは自分だけじゃないという言葉は
立ち直った人の言葉です
苦しみを理解してもらえるかと思ったけれど
それは甘い考えでした
頑張ろうと思っていても
心も身体もついてこない
前を向こうと思っても
絶望の淵しか感じられない
私の状態は鬱病と診断された時から変わらない
私は甘いんでしょうね
死にたいと言って逃げているんでしょうね
彼女の正論があまりにも全うで
自分はなんて醜い人間なんだと感じ
私が生きている意味はないなと思ったのでした
人に迷惑を掛けるだけの人生
これからもずっとこの惰性の生活が続く
私には耐えられません
できれば死にたかった
もう完全に信頼する人にも見放されました
ひとりぼっちです
死ぬ時に
誰かの為とか
誰に迷惑がかかるとか
考えないものですね
信頼する人からは
前回の自殺未遂から今日までのことを
もう一度思い返して見なさいと
厳しく言われてしまいました
自分が手伝って来たことはこれで無意味なことになってしまったって・・・
全然無意味ではありません
泣いてばかりで 何も喋れなかった私が
こうして自分の感情を出せるようになった
これは信頼する人のお陰です
でももう見放されてしまった
これで生きる糧はなくなりました
本当に死にたい
でも信頼する人に戻って来てもらいたいから
これからは優等生にならなければなりません
もう死にたいと言えない
また自分の気持ちを抑えなければなりません
苦しい とても苦しい
それでもいいんだよ [うつ_鬱病のきっかけ]
私はある女性を憎んでいます
彼が付き合った女性です
彼女は何故私にわざわざ彼と付き合っていると伝えに来たのか
彼女はなぜ彼と一緒に出掛けている姿を私に見せるのか
ほんとうにほんとうに打ちのめされてばかりいました
そしてどうして彼は彼女を選んだのか
わたしのどこがいけなかったのか
彼女を引き合いに出しては自分を責めて責めて責め続けます
そしてハッと我に帰って
人を憎んでいる自分
人と比較している自分を醜いと感じ
自分を許せなくなります
なんて醜い人間なんだろう、最低な人間だ
偽りの仮面を被って外に出る自分も醜いの固まり
信頼する人に 病院に行って会いたいとメールしたのに
今日はその返事をもらえませんでした
私が行ったら迷惑なのかな
まわりの患者さんの迷惑も考えてって言われたから
もうしばらく来るなということなのかな
そんなことを今日一日中グルグル考えてばかりいました
もうほんとうにこんな自分が大嫌い
死にたい
自分を消してしまいたい
それでも信頼する人は
「大嫌いと思う自分に いいんだよって言って上げて」
「大嫌いな自分でも 大丈夫だよって最後に言って終わりにして上げて」
といいます
私にはそれができない
だって大嫌いな自分なんて許せないもの
どうしたらそんな嘘がつけるの?
心にもないことを言えない
そう言ったら楽になるの?
自分が楽になればいいの?
私はこんなにひどい人間なのに
罰を受けなくてはいけない人間なのに
人が許しても自分が許してはいけない
もっと楽に楽しく生きることの方がいいとは思います
でもそんな気持ちになれない
私の仕出かしたことはもう消えない
それ以上に良いことをすればいいんだよ、なんて
楽観的に利己的にはなれない
自分が罰しなければ 気が済まない 許されない
私なんて死ぬべきなのに
まだ死を選んでいない
卑怯者
最低の人間
また明日は偽りの仮面を被って外に行かなければならない
もうこんな生活いやだ
家にいても無表情でしかいられない
家族に悪いと思っていても
笑えない
もうこんな生活いやだ
自分が大嫌い 死んでしまえ!
四日目;本について [うつ_鬱病のきっかけ]
昨日も信頼する人から携帯メールを貰えました
「痛みに声がでない
夜になると熱があがり激痛になる
今夜はどうだろう・・・」
とてもつらそう
できるのなら私がその痛みを変わって受けたい
私が罰を受けるべきなのに
早く痛みが和らぎますように
早く熱が下がりますように
先日は映画を受け付けなくなったことを書きましたが
今日は本についてちょっと書いてみたいと思います
鬱病と診断されてから
何冊も鬱病関連の本を読みました
自叙伝などや 簡単な精神学本などは
感情の起伏無く読めました
ただ「ストレスをためないために」のようなハウツー本は
ほとんどダメでした
同様に自己啓発本は完全にダメ
これには理由があります
別れた彼が付き合った女性が
彼と一緒に制作に取りかかった絵本を出版しています
大人向けの自己啓発的なコメントに合わせて
キャラクター絵本となっているものです
昨年の秋
彼女からメールが来て
「この絵本は自分のためにも書いたけれど
あなたのためにも書いたの
よかったら読んでみてね」
と書いてありました
彼女のものなんて・・・
しかも彼と一緒に作ったものなんて
見たくもないと思いました
けれど
キャラクターや絵本に憎しみを持ってはいけない
この絵本は何も悪くないんだと思い込ませ
勇気を出して 本屋へ行って探し出し なんとか立ち読みしたのでした
主人公が自分探しの旅をする絵本でした
自分は何者?
もしかしたら◯◯かもしれない
よし変身してみよう
あ、でもちがうかも
これは無理があるかも
じゃああれはどうだろう・・・
そうして次々チャレンジしては違うと感じ
自分らしさを見つけ出すためにあれこれ悩むというマンガ
その横には
自分らしさを見つける為にはこうしましょう、
ポジティブに前向きに自分を目指すところへ気持ちを持って行こう
という自己啓発的なコメントが 処かしこに絵に付いているのです
五木寛之さんがおっしゃっていたことだったと思いますが
自分探しをしても意味が無い
自分らしさとはいまの自分自身
探して見つけ出すものではない
自分そのものなのだから
私も五木さんの考え方に賛成です
だからどうしてもこの絵本には拒絶感が出てしまい
立ち読みが限界でした
その日は鬱鬱になって帰ってきました
その後も何度か絵本を見るように試したけれど
その場で鬱に陥ってしまい
私には受け入れられない絵本になってしまいました
以前 私のブログにコメントを下さったchobin1029さんのブログ
障害者のシステムエンジニアの日記
のリンク集に入っている
整形外科医の診察室・ブログ
の中で 海原純子先生(心療内科医)のエッセイが載せられていました
いま,日本社会を見ていてものすごく危険だなあと思うことがあります.
それは心の葛藤状態に真正面から向き合わずに,表面的に「明るく生きよう」
「リラックスすることが大切」などという,
単なるストレス解消や紛らわしに過ぎないような言葉があふれているのです.
それでいて自分の悩みの根っこに向き合おうとしていない.
そんな人が日本社会に多くなっているように見えます.
おっしゃっていることがとてもよく分かります
様々な自己啓発本は 意識の持ち方・捉え方を変えてみると こんなにも良くなる
と言いたいのでしょうが
私にとっては 表面的なものに感じられます
こんな私ですが
唯一受け入れられた本がありました
人はどうして死にたがるのか
(下園壮太氏/著)
読んでいて涙をポロポロ流しました
まるで自分の苦しみが言葉になっているようでした
読んだ当初は自分の気持ちをうまく言葉に出来なくて
信頼する人に話している時も
心療内科の診察の時も
泣くばかりで何も話せませんでした
そんな時にこの本は私の気持ちを代弁しているようでした
私の気持ちを代弁している箇所に
いっぱいマーカーを引きました
五日目(もう今日か・・・また今夜も寝られなかった)は
家で独りなので この本をまた読み返したいと思います
残念ながら母は日帰りで帰って来てしまいます
単身赴任先の父の所には泊まらずに帰ってくるそうです
たぶん私を心配してだと思います
自殺をもくろむ私の計画はおあずけになってしまいました・・・
人との関係を築けない私 [うつ_鬱病のきっかけ]
今日は信頼する人の手術日です
今朝 チャットをして 手術前最後の会話ができました
担当の整形外科の先生は ある雑誌の
「患者が投票する、信頼できる医者トップ10」に選ばれている
と同室のおじいさんに教わったそうで
今日はあまり緊張していない、、、と言っていました
なんだかそんな会話ができたことがとても嬉しかったです
そして
今日は心療内科の診察日でした
声がどうしても出せず
希死願望が強くなっていることを伝えられませんでした
ただ今日から暫く信頼する人に会えないという不安で
常に締め付けられていて
夜も睡眠が取れていないことを説明したところ
心療内科に通い始めて初の頓服薬を処方してもらいました
睡眠効果もある抗不安剤だそうです
本当に眠れない時だけ飲むようにと注意されました
そんなに強いお薬なのか後でネットで調べたいと思います
信頼する人とどのくらい会えないのか
手術後はどんな状況なのか
先週お見舞いに行っている間の私の状況はどうだったのか
などを聞かれました
そして先週お見舞いに行っていた間のこと一生懸命思い出しました
信頼する人は 誰からも好かれ 頼られる人なので
仕事関係の人や友人の方がお見舞いに来てくれていました
そのあいだ私は席を外して待っていました
私にはこんなふうに仲良しな関係でいる人
強く結ばれた人間関係でいる人が
誰もいないことを そのとき気がつきました
とても哀しくなりました
なぜ私はこんな人間なんだろうと自分を責めました
相手から自分を好いてくれる人、仲良くしてくれる人とは
心を開けるのに 自分からは積極的に近づけない
それは いつも自分に自信がないから
私と一緒にいることで 相手に嫌な思いをさせたくないから
私のワガママを押し付けたくないから
やっぱり自分に自信がないのです
別れた彼が付き合った女性から言われた一言が
今だに心を突き刺しています
「彼と別れる原因は あなたが彼を楽しませようと努力しなかったからでしょ」
「自分に起こることは 全て自分の責任だよ」
「あなたなんか友達じゃない」
彼女は私を励ましてくれていたようでしたが
なぜそこまで言われたのか今だに分かりません
私には彼女の考えていることが分かりません
人の気持ちと自分の過去はもう変えられない とよく言いますが
でもどうしてもいつも心の中に残っていて
私の心を突き刺す言葉になってしまいました
先生はこのことをカルテにメモしてました
そして先生からの提案は
まずは日中 横にならないようにすること
夜を眠るようにすること
気持ちを溜め込まないように
信頼する人には病院宛に手紙を出してみたらどうか
信頼する人が紹介してくれた会社にはできるだけ遊びに行った方がいいこと
・・・などを言っていただきました
まずは一日目が終わりそうです
信頼する人はもう手術が終わり
今は混沌と寝ていることと思います
すべてが無事に成功しますように
これからの生活がより豊かになりますように
そして少しでいいから そのお手伝いができますように
今日一日は信頼する人の手術が成功することだけを
考えました
希死願望は出て来てません
今夜は眠れるといいのですが・・・
別れた彼に聞きたいこと [うつ_鬱病のきっかけ]
明日は今年一回目の心療内科へ行きます
年末年始の自分を思い出してメモを書いています
信頼する人とチャットした内容や
このブログに書いたことなどもメモしています
メモしているうちに
心の中でずっと残っていて どうしても整理できないことが
はっきり出てきました
それは
別れた彼に真実を聞きたいのけれど
どうしたらいいか悩んでいること
別れる時 彼は私の将来の幸せのために別れると言っていました
けれどその時点で別の女性と付き合っていて
その女性は 私と同じ年で結婚願望の強い人
とても綺麗でいつもは強気で知的
けれど精神的に弱い一面を隠していて
好きな人に支えられたいと強く願っている女性
男性なら支えてあげたいと思いたくなる女性
彼は妻帯者なのです 大切な大切な愛しいお嬢さんがいます
だから
僕は君と結婚することはできない
どうか早く誰かと結婚して幸せになってほしい
僕と一緒にいてはだめだ
僕には君を幸せにできない と言ってくれました
それは本当に私を想ってくれた言葉だと思います
でもその時点で
結婚願望の強い別の女性 しかも私の友達でもある人
ビジネスのつながりもとても強い人と付き合い始めていた
彼の真意はどこにあるの?
どうして私と別れたの?
将来結婚して幸せになれっていった言葉は真意なの?
ではなぜ彼女と付き合い始めたの?
彼女と付き合いだしたことが 私にはどうしても納得できない
どうしてもはっきりさせたい
彼の口からはっきり聞きたい
そうすればこの心のつかえが整理できる気がする
でも今更 前の話を聞いても 仮に彼が話してくれたとしても
事実は変わらない 今はもう今なのだ
話してもらったとして それでどうなる?
なにかがかわるの?
どうすればいいのだろう
真実を知りたいと思う気持ちは諦めた方がいいのでしょうか・・・
人への憎しみ [うつ_鬱病のきっかけ]
人を憎いと思う気持ち
できれば持ちたくなかった
綺麗事かもしれないけれど
そんな負の気持ちを持つなんて
自分を許せない
私は
彼が別れを切り出した去年3月にすでに関係を持っていた例の彼女を憎んでいる
と思います
そして辞めた会社の社長を怖いと感じています
別れたすぐ後 私に会いたいと電話してきて わざわざ告白してきた彼女
「人には裏があるのよ
あなたと付き合いながら 私と付き合っているのよ
彼はそんな人なのよ
それでもあなたは彼を諦められないの?
早く忘れなさいよ
早く立ち直ってよ」
彼女は私のために言ってくれたようだったけれど
私はショックで何がなんだかわからなかった
そのあと彼女にいろいろ彼に関することを質問されたと思うけれど
私は何を喋ったのかも覚えていない
ただただ この女性と、友達だと思っていたこの人と
彼は付き合っていたのかというショックで
パニックになっていました
去年の12月 勤めていた会社の社長は 私に向かって こう言ってきました
「お前はそんな人間だったのか
男はお前のことをすごく悪く言っている
お前をストーカーだと言っているんだぞ
悔しくないのか
会社のみんなもお前と彼のことを知っているんだぞ
みんながお前のことをがっかり思っているぞ
仕事にプライベートなことを持ち出すのは
給料を貰う社員として違反行為だ
俺は社長として会社を守らなくてはいけない
お前はもう会社を休め
カウンセリングを受けるか?」
その後 彼からもらった電話で 私はただただ謝りました
そんな風に感じさせてしまっていたなんて本当にごめんなさいと・・・
でも彼は
私のことをストーカーと言った覚えはない
社長は自分を疎んじているんだろうと言っていました
彼が 私の将来を考えて別れを切り出したことも
彼女が 私のために告白してきたことも
社長が 社員や私を思って厳しいことを言ってきたことも
それぞれの優しさ
それがわかっていても
彼の真実はなんだったのだろうと悩んでいる
彼女を憎んでしまっている
社長を怖いと思ってしまっている
そんな風に思ってはいけないと考えているのに
どうしてもどうしても消えない気持ち
彼を信じたい
彼女を憎んではいけない
社長を恨んではいけない
すべて自分が悪いのだ
人を憎むなんて最低だ
そんな自分を許せない
人の優しさを感謝する人間でいたかった
そして私も清い心でいたかった
優しさを忘れない人間でいたかった
私は醜い人間です
自分を許せない
だから自分を消してしまいたいの
早くこの世からなくしてしまいたいの
中途覚醒 [うつ_鬱病のきっかけ]
12月は
別れた彼の誕生日、クリスマス、年末などイベントの想い出があって辛い
そして去年の今頃は 朝方まで毎日残業していることがバレて
会社の社長から
「おまえはどうしたんだ、そんな人間だったのか、
他の社員からお前をどうにかしてくれと問題になっている、
人事からも忠告を受けた、もう休職しろ」
と命令が下されました
その時の社長の言葉は今でも辛い記憶として残っています
「お前はストーカーだと思われてるぞ、彼に何度も電話してるそうだな」
私から彼に電話することができないくらい恐怖の闇に襲われているのに
周りから見た私はそんなふうに思われていたのかとショックを受けました
本当にいろんなことを言われた恐怖の去年12月でした
絶対に年内に死ねるんだと信じていました
その記憶がいま 夜中に襲ってきます
睡眠薬を飲んでいるのに 毎日なんども起きてしまいます
朝 最悪な気分で 頭痛や動悸がします
今月はどうしても鬱に襲われて 自分を追い込んでしまいやすくなってます
くるしいです
12月が過ぎていくのを じっと我慢しなくてはいけないのでしょうか
どうしても死にたい気持ちでいっぱいになります
こんなときは信頼する人の言葉を思い出さなければ・・・
いつも語りかけてくれる言葉を心に焼き付けなくては・・・
なんとか鬱の闇から心を離さなければ・・・
まだまだ自分と向き合えません
ゆっくりでいいと先生はいうけれど
いつかは向き合わなければいけない
どうすればいいんだろう
携帯電話 [うつ_鬱病のきっかけ]
今日は週一回の心療内科の日
先生の前でまた泣いてしまいました
生理不順のことや 年の瀬を感じて焦燥感に襲われる など
ここのところ鬱に落ち込む機会が増えて
辛かった去年の12月を振り返りやすくなっている と説明していたら
頭の中で 去年の出来事がフラッシュバックしてしまい
涙が溢れてしまいました・・・
先生からは
信頼している人に話したり 月曜の受診日に話したりを繰り返して
少しずつ気持ちが柔らかくなっていくかもしれないから
焦らずゆっくり考えていきましょう、ひとりで考えないように と指導してもらいました
寝たきりの今年前半に比べたら 変化してきているのだから と・・・
まだまだゆっくりで本当にいいのかな
このまま変わらないのではないかという不安は消えないけれど
私には 信頼する人がいる
自分自身を信じられなくても 心から信じられる人がいる
思い詰めたら いつでもこの気持ちから始めよう
今日はそう思える日でした
そして今日は 信頼する人にきつく勧められ
携帯電話を機種変更してきました
実は去年 彼と言い争いをした時
彼が 私の携帯メールを削除してしまったのです
彼が去年の元旦に「愛してる」と送ってくれたメール
私は別れても大切に大切に保存していました
彼に削除されたショックで 当時の私はパニックになり
その場で 携帯や鞄を思いっきり地面に叩き付け
六本木の街を走って 逃げ廻りました
彼は 壊れた携帯と鞄を拾って 私を追いかけてきました
そしてパニック状態の私は 彼に深夜タクシーに押し込まれ
わんわん泣きながら 独りで家路に着いたのでした
今でもその記憶は鮮明に残っています
その日から
パックリ割れてしまった携帯をビニールテープで固定して
今日まで大切に使っていました
醜い私にはお似合いだと感じながら
ずっと使い続けるつもりでした
信頼する人にはこのことを話してありました
携帯を変えるように再三勧めてくれていたのですが
私は生返事でいうことを聞かないでいました
けれど 私が使っているTUKAから
auへの乗り換えキャンペーン(携帯ナンバー据え置きが売り)が始まり
今日はとうとうauショップに連れて行かれました
そして今は新しい携帯を手にしています
信頼する人が決めてくれた真っ白い携帯です
死にたい心は
「もうすぐ死ぬんだから 必要ないのに・・・」と囁いています
でも鬱の闇と葛藤しながら この携帯を大切に使いたいと思います
幸せについて [うつ_鬱病のきっかけ]
まだ鬱病だと診断される以前
私の幸せってなんだろうと思うことがありました
彼から別れを告げられた時 彼は私にこう言いました
「早く結婚して 子供を産んで 幸せな家庭の奥さんになってほしい
それが君に一番似合っている
僕と一緒にいてはだめだ
幸せになるんだ」
私の幸せは 彼とずっと一緒にいることでした
どんな形であれ
ずっとお互いを想い合い
お互いを必要として
心から幸せを感じられる関係でいつづけることでした
でも彼が私に課した幸せは
「他の誰かとの “結婚”」
私にとっては 結婚という形は必要では全くなく
彼との愛が 全てでした
彼は別れを決意するまで きっと苦しんでくれたのだと思います
そういう優しい人です
でも私の他に 密かに付き合っている女性がいたことも事実です
私には計り知れない 彼の理由があったのだと思います
私が入り込んではいけない 彼の人生です
その女性が 私に会いたいと言ってきたことは
彼は知りませんでした
私が二人の関係を知ってしまったことも
私が何をずっと苦しんでいたのかも
彼はずっと知りませんでした
だから鬱病は彼のせいではありません
彼の気持ちの全てを知ることは 私にはできません
本人以外 誰にもできないはず
でも彼の幸せを邪魔してはいけない
私は 彼が幸せでいることを一番に願っています
同時に 私が死ねることも・・・
彼も同じように私の幸せを願ってくれたのでしょうが
私に課された “幸せな結婚” は実現できません
私が望んでいないから
私の心は 彼の気持ちも 現実も 受け入れることができず
鬱病になってしまいました
全て私がいけないのです
私の願いは 彼が幸せでいてくれること
そして私が死ねること
私の幸せは 願いが叶うことです
お守り [うつ_鬱病のきっかけ]
ダウンした翌日
無理でも身体を起こし お昼から出掛けてみました
行きの電車の中で
お守りとして身につけているネックレスのペンダントが
無くなっていることに気がつき
心が一気にダウン
そのまま探しに帰ろうか さんざん悩み
でも今はパニックになっているから
きっと見つかるものも見つからない
母もちょうど朝から出掛けていて
家の中は誰もいじっていないはず
帰ったら血眼になって探そうと思いました
そのネックレスは
別れた彼から 誕生日プレゼントにもらったもの
別れたあとなのに 彼はプレゼントを用意してくれました
別れを告げられた日に
私からお願いした本当の品は “ 薬指につける指輪 ”
彼への愛が 偽りのない私の全てであったことの証として
肌身離さず つけていたいと思ったから
でも彼はその3ヶ月後
とてもかわいいネックレスとピンキーリングを贈ってくれました
「リングはネックレスにつけてもかわいいみたいだよ」って笑顔を見せてくれ
でも彼は急いで背を向けて行ってしまいました
見えなくなっていく彼を見ながら
職場でも関わらず 涙が止まりませんでした
考えた末に 数日後から
ピンキーリングをネックレスに通して
毎日着けるようにしました
もうその頃には 自分を消してしまいたい という願望で
毎日 張り詰めていました
近いうちに必ず死ねると思っていました
数ヶ月後 眠れない夜が始まり続け
希死願望で闇に包まれる時
いつも必死に このネックレスを握りしめました
自殺はいけない
死を望んでも 自分を消したくても
自ら殺めることは
彼を一生苦しめることになる
だから自殺はいけない・・・
ODもリストカットも
確実に死に至ることは稀なのだと
このペンダントを握りしめて 何度も何度も自分に言い聞かせました
ピンキーリングを通したネックレスは
こうして私のお守りになってくれました
一日 気が気で無い日を過ごし
帰り途中 母と合流して家に着きました
そしてすぐに探し始めた時
わたしがいつも寝ているソファの近くに
光るものを発見!
こんなに小さいペンダントなのに
そこにずっといてくれました
無くなってしまったら それはきっと
何か意味があるのことなのかもしれないと
ほとんど諦めていたのに
奇跡的に私のもとに戻ってきてくれました
金具も壊れていなくて
どうしてネックレスから外れてしまったのか
いまでも分かりません
でも今 私の首に着いてます
本当に良かった
まだ私を守ってくれるようです