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冬、そして想い [うつ_鬱病のきっかけ]

今日の診察はさっぱりしたものでした
 体調が悪くてすぐ横になってしまうこと
 日中と夜の睡眠が逆転してしまって夜が眠れないこと
(先週の)木曜日までの緊張感
 木曜日後の疲労感
 人と接することが怖かったこと
 人混み・電車が怖かったこと
とりあえず思っていたことは全て話せました

先生からは睡眠についての指示があり
睡眠薬が変更になりました

その後 信頼している人に時間を作ってもらい
銀座をブラブラしました
すっかりホワイトクリスマス色に染まっていました
銀座はすっかりクリスマスデコレーションで綺麗だなぁって
素直に感じることもなんとかできました

でも冬という季節はいろいろな想い出が蘇ります
彼と付き合っていた頃は
お誕生日とクリスマスのプレゼントにする為に 編み物に夢中になりました
初めはマフラー、次はヘアバンド、その次は手袋
会えない時間を使って 想いを込めて編みました
編んでいる時間はとても幸せなひとときでした

そしてそれから時間が経って 私が納得できないまま彼との別れが訪れました
彼が置いていった荷物の中に
プレゼントしたはずの手袋が残っていました
人の目にさらされているのに 誰にも相手にされないで
ポツンとおかれている手袋は とても可哀想な姿でした
私は誰も見ていない時にそれを拾って持ち帰りました
手袋を握りしめて ずっと泣きました
せめて本人の手で処分してほしかった
ほおっておかれた手袋
その後 彼を追いつめていく去年の醜い私へ繋がっていく
そうやって時間が流れた去年

こんなことを思いめぐらせ
今日の帰りは鬱鬱になりながら電車に乗っていました

私は去年の冬からマフラーと手袋がまったく着けられなくなりました
この残された手袋のことが心に蘇ってしまい 悲しみや苦しみを
引き出してしまうアイテムになってしまったからです

去年の12月は本気で死ぬつもりでいました
年内に絶対死ねると思い込んでいました
私にとって手袋は悲しみのアイテムになってしまったけれど
私の唯一信頼している人に似合う手袋を一生懸命探して
死ぬ前に最後にプレゼントできたら 私の想いも少し浄化できるかもしれない
そうしたらもう何も思い残すことなく死ねるって思いました
去年の12月の初旬に 一日中 表参道から渋谷まで歩きまわり
気に入った革手袋を見つけてプレゼントすることができました

でも私はまだ死ねていません・・・
  醜い自分を未だに憎んでいます
    いつ死ねるんだろう・・・
そんなことを考えてしまう肌寒い季節なのです

でも 死ぬ気でいた去年12月からもうすぐ1年が経ちます
私が唯一信頼できる人は 今も変わらずいてくれます
プレゼントした革手袋を使い込んでくれています
信頼しているこの人を悲しませてはいけない
その為にがんばらなくちゃ
がんばらなくちゃ


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