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お守り [うつ_鬱病のきっかけ]

ダウンした翌日
無理でも身体を起こし お昼から出掛けてみました

行きの電車の中で
お守りとして身につけているネックレスのペンダントが
無くなっていることに気がつき
心が一気にダウン

そのまま探しに帰ろうか さんざん悩み
でも今はパニックになっているから
きっと見つかるものも見つからない

母もちょうど朝から出掛けていて
家の中は誰もいじっていないはず
帰ったら血眼になって探そうと思いました

そのネックレスは
別れた彼から 誕生日プレゼントにもらったもの
別れたあとなのに 彼はプレゼントを用意してくれました

別れを告げられた日に
私からお願いした本当の品は “ 薬指につける指輪 ”
彼への愛が 偽りのない私の全てであったことの証として
肌身離さず つけていたいと思ったから

でも彼はその3ヶ月後
とてもかわいいネックレスとピンキーリングを贈ってくれました
「リングはネックレスにつけてもかわいいみたいだよ」って笑顔を見せてくれ
でも彼は急いで背を向けて行ってしまいました
見えなくなっていく彼を見ながら
職場でも関わらず 涙が止まりませんでした
考えた末に 数日後から
ピンキーリングをネックレスに通して
毎日着けるようにしました

もうその頃には 自分を消してしまいたい という願望で
毎日 張り詰めていました
近いうちに必ず死ねると思っていました

数ヶ月後 眠れない夜が始まり続け
希死願望で闇に包まれる時
いつも必死に このネックレスを握りしめました

自殺はいけない
死を望んでも 自分を消したくても
自ら殺めることは
彼を一生苦しめることになる
だから自殺はいけない・・・
ODもリストカットも
確実に死に至ることは稀なのだと
このペンダントを握りしめて 何度も何度も自分に言い聞かせました

ピンキーリングを通したネックレスは
こうして私のお守りになってくれました

一日 気が気で無い日を過ごし
帰り途中 母と合流して家に着きました
そしてすぐに探し始めた時
わたしがいつも寝ているソファの近くに
光るものを発見!
こんなに小さいペンダントなのに
そこにずっといてくれました

無くなってしまったら それはきっと
何か意味があるのことなのかもしれないと
ほとんど諦めていたのに
奇跡的に私のもとに戻ってきてくれました

金具も壊れていなくて
どうしてネックレスから外れてしまったのか
いまでも分かりません

でも今 私の首に着いてます
本当に良かった
まだ私を守ってくれるようです


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